はじめての抜歯で気づいた事 (12月4日 くもり)

多分痛いのだろうなと思っていた。朝一番で病院に着いて、すぐに名前を呼ばれて、席についた。

それじゃあ、早速…というわけで歯茎に麻酔を打たれた。この注射が一箇所だけではなくて、あらゆる角度からだった為、思わずウッ…と呻いてしまった。麻酔を打つのも人生初。今までの自分の健康さを誇りに思うくらい、元気にここまで生きてきた。麻酔が効き始めると、顎の感覚がなくなり、歯茎をぐいぐい押されても痛くなかった。ただ、押されていることはわかる。足が痺れたときとおんなじ感覚なんだなって思った。

上の歯はあっという間に抜けたが、下の歯がなかなか抜けなかった。めちゃくちゃに力を込めて押されていることはわかるため、思わず肩に力が入る。想像力の豊かさが己を恐怖に陥れ、ヒェ…と途中で思わず声を出してしまい、もうすぐ抜けますからねと宥められた。

そうして、無事に抜歯成功。下の歯茎だけ、糸で縫われた。縫われるのも、人生初だなって縫われながら感慨に耽った。

起き上がり、トレーに載せられた2本の歯を見ると、見事な虫歯だった。よくこれで生きてきたなってこれに関しては完全に呆れた眼差しを向けてしまった。呆然としていると、下の歯が想像以上に大きくて、大変でした…とアルパカ先生に言われ、すみません、、と恐縮する。

わたし、歯でかいんだな…とその時はじめて気付かされた。よく、そのまま歯を持ち帰る人をSNSで見かけるが、もうなんかいいやとなり持ち帰ることはしなかった。

額にはびっしり、汗をかいていた。

お薬をもらい、帰宅。

帰宅後はひたすら歯茎に気を使いながら生活した。夜ご飯にはすりおろしたにんじんのお粥を食べ、軽くシャワーを浴び、電話会議をして、就寝。ミツメのライブを観に行って、ちゃっかり檸檬の音源が出ることを川辺さんにお知らせしてくれた土屋氏には頭が上がらない。その報告を聞いて、東京、そろそろいきたいな。って思っていたら、2月にもしかしたら素敵な予定が組み込まれることになった。それも、土屋氏のおかげである。仏なのか?